8月のレッスンでは重陽の節句について学びます
9月9日は重陽の節句で、重陽の節句は中国から平安時代に入って来た五節句の一つです。
重陽の節句は菊の節句とも言います。
菊の節句なので菊を飾り、菊を食べて長生きするようにしましょう。昔は菊の香りが無病に通じるという考え方がありました。実際、菊にはビタミンCが多く含まれているので健康にいいはずです。
菊の節句の色彩
菊の節句には黄、赤、白の3色が使われます。
この3色は中国でも好まれる色です。
10月中旬の菊の花が咲く頃に見られる色です。
菊の節句の食文化
イベントの演出にテーブルスタイリングをするのが一般的です。
生活文化を反映する菊の節句では、菊とナスを使います。
菊の花を部屋に飾り、冷酒に菊の花びらを浮かばせて飲みます。
大人の節句ですね。
栗ご飯、秋茄子の煮浸し、かぼちゃの煮物、菊のおすましなどが提供されます。
料理をいただきながら冷たいお酒飲む、これこそが大人の菊の節句の献立です。
クロスオーバーのテーブルスタイリング
最近は和と洋のクロスオーバーのテーブルコーディネート がよく見られるようです。
ダイニングテーブルに和食器でセッティングしてランチメニューをいただくことが珍しくないようです。
今回も和紙を使ったコーディネートをしてみました。テーブルの中央に花をアレンジして飾ってみました。花器は
ドイツ工房のガラスです。菊の花を生けてみました。